はじめに、歯周病の原因が1 細菌性プラークによるものか,2 外傷性咬合の影響によるものか、3 全身性因子の影響によるものか、4 生活習慣の影響によるものかをおおまかに把握する。 次に、 歯ごとに歯肉炎、歯周炎を診断する。さらに咬合性外傷の有無を診断する.患者個人ごとに、歯肉炎であればプラーク性歯肉炎か全身性因子が強く関与する非プラーク性歯肉病変かを決定する。
歯周病の治療には必須ともいえるのが、「ポケット測定」という歯ぐきの検査です。歯の周囲に存在している「ポケット」と呼ばれる溝の深さを測るため、プローブと呼ばれる直径0.5~0.8mm程度の金属の棒を歯の周囲の歯ぐきの溝に軽く挿入します。そして約25gの力を加えたときに停止した場所をポケットの底と考えて深さを計測します。この深さが1~2mmだと健康な歯ぐき、4mm以上の深さは、歯周病と診断されることが多くなります。
歯周病について見てもらう場合、どの検査にどのくらい費用がかかるのでしょうか?もちろん歯科医院によって多少差がありますが、目安を調べてみました。以下の数字は全て保険適用内で、3割負担の場合です。 レントゲン、歯周ポケット測定、染色剤使用を全て行った場合 があります。レントゲンというと、被爆についてご心配される方もいらっしゃるかもしれませんね。ですが、レントゲンは目に見えない部分を切らずに見ることができますので、治療方針を決める大切な写真なのです。そして、歯科医院で撮影する際の被爆量は、健康に害を与える可能性はゼロといっても過言ではないくらい僅かなものです。
デジタルX線センサー
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レントゲン一枚につき、小さい写真で約0.02~0.04ミリシーベルト、パノラマ写真でも0.04ミリシーベルトといわれています。健康に悪影響を及ぼすのは100ミリシーベルト以上といわれていますので、ほぼリスクはありません。安心して撮影してもらいましょう。
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