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歯科X線装置

従来の歯科X線装置(歯科機器)はデンタル用フィルム、パノラマ用フィルムを使用しており、撮影後は暗所での現像作業が必要でした。


しかし最近ではフィルムのかわりに CCDを使用し、パソコンにX線画像を直接取込むデジタル技術を活用したX線撮影装置が開発され販売されるようになりました。


デジタルの良い面はフィルムのかわりに使用されるCCDの感度が良いため、更に少ないX線で撮影が可能になったこと、撮影後即座にモニター画面に表示できるため従来の現像などの待ち時間がないこと、印刷が容易なことが上げられます。またパソコンで画像調整ができ、専用ソフトのいろいろな機能で撮影した画像から多くの情報が入手できるようになりました。


歯科医院にとってもフィルムと現像のコストが削減でき手間と時間もかからないことから導入する歯科医院が増えています。 

歯のX線撮影をする場合には、局所的に治療する歯を対象としておりますので、X線は直接生殖腺には届きませんから安心です。散乱線として極微量検出できるだけです。


また、撮影時に鉛入りの防護エプロンを使用していれば、検出できませんし、防護エプロンを使用しなくても、生殖腺に届く散乱線は極々微量ですのでご心配はいりません。


もし、患者さんが妊娠していたとしても、実際には胎児に影響が及ぶことはないと考えられますので安心です。それよりもX線撮影をすることで正しい診断をすることの方が重要だと思います。 

妊娠初期を含めた全期間を通じて、歯科医院で撮影するレントゲン写真は安全と考えて差し支えありません。


歯科医院で撮影するレントゲン写真の放射線量は極めて低いうえに、撮影する部位も腹部ではなく歯であり、しかも腹部は鉛の入ったエプロンで守られているからです。

奇形や精神発達遅延が現れるのに必要な放射線量は250mSv以上です。母体内の胎児がこれを超える放射線を受けた場合でなければ、これらの障害は発生しません。つまり、歯のレントゲン写真を数万枚、エプロンなしで一度に撮影しないと異常はおこらないことになります。 

 


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